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実際のトレード・取引とは [投資 マネー]



[実際のトレード・取引とは]


「理屈は分かったけどじゃあ実際には
どのようにして利益をねらっていけばいいの?」

ということですが、

FX(外国為替証拠金取引)の場合
先の記事でも取り上げたように

1.為替差益
2.スワップポイント(金利)

を利用した2種類の取引方法で
利益を狙っていくことになります。

まず、デイトレード(1日単位での取引・決済)
での取引方法とその考え方について。

為替差益とスワップは密接に関係しており、
スワップを軸として毎日の取引で数百円から
1千円レベルを積み重ねていくわけですが、
常に為替差益も関係してきます。

例えば。。。

・準備資金10万円
・1ドル=100円  時点で

・1万ドル(日本円で100万円分)

ドルを購入したとします。

(資金10万円でなんで100万円分買えるの?
というのは
=証拠金=及び=レバレッジ=
というシステムがあるために取引可能なのです。)

・1日あたりのスワップ=300円(金利0.03%)
・1月あたり30日×300円=9000円
・1年あたり12ヶ月×9000円=108000円

となり、1年で10万と8千円の利益となります。

「これなら結構な利益じゃないか。
よし銀行預金を引き上げてこっちにするか!」

と思った方。FXはそうは単純ではないのです。

先にも申し上げた通り
「為替差益」
の概念が存在するのです。

為替の変動が存在するためにいわゆる
・含み益
・含み損
という要素が発生します。

1ドル100円の時点で購入したので

・1ドル99円=1万円の含み損

が発生します。
この時点で決済すれば含み損ではなく
実際の損ということです。

「じゃあ1ドル100円以上になるまで決済しなければ
問題ないのでは?」

と思われがちでしょうが、そのあたりがFXの本質と
なってくる難しい部分です。

ではその1ドル100円どころか98円、95円と
徐々に下がっていき90円、85円と
なってしまったらどうでしょう。

当然怖くて売却なんてできなくなってしまうのです。

事実元手が10万円でしたから
1ドル=90円の時点で資金が底を突いてしまう
という状況になってしまいますので、その時点で
追加資金を入れない限り強制的に手終い(決済)となり
取引終了となります。
(このタイミングは各FX会社の規定によります。)

スワップは「通貨を持ち続ける」
ことで金利の恩恵を得られる性質なので
為替差益分の損失に耐えうる
(最大ドローダウンといいます。)
潤沢な資金が必要となる場合が多いのです。

なので、デイトレードにおけるFXの難易度としては

・スワップポイント>為替差益(比較的低資金でも取引できる)

という図式になると思っています。

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